日本からウズベキスタンへ直行!ウズベキスタン航空について

日本からウズベキスタンへ行くには2021年現在で複数の方法があります。
リーズナブルさや、スケジュール的な使い勝手を考慮すると、韓国の仁川経由でウズベキスタンの首都・タシケントに入るフライトが一番メジャーな手段でしょうか。

ただ、一番楽な方法のみを追求すると…やはり直行便を利用したいところですよね!

そして、日本とウズベキスタンの間には「ウズベキスタン航空(英語:Uzbekistan Airways)」という航空会社が直行便を定期就航しています。

しかし、このウズベキスタン航空ですが、直行便が定期就航しているにもかかわらずいまいち知名度が低いように思います。

ウズベキスタンの国営航空会社であることで、旧ソ連的なサービスが悪いイメージが先行しがちですが、実際はどうなんでしょうか?

ということで、私は、2019年に東京→タシケントの直行便を利用してみました!
今回はウズベキスタン唯一の航空会社であるウズベキスタン航空のサービスや機内食、乗り心地などを記載していきます!

なお、私は食べることが好きなので、機内食については別記事でまとめようと思います!

※ここに書いてある情報は2019年時点のものです。サービス内容や金額は時期によって都度変化しますので参考値としてご覧ください!

私が使用した区間と時間

私が2019年のウズベキスタン旅の際に使用した区間は下記の通りです!

往路

東京・成田 → タシケント

  • 午前 11:05 成田国際空港 ターミナル1 出発
  • 午後 16:35 タシケント国際空港 ターミナル2 到着

私が旅行した2019年当時は直行便は週1回就航でした(季節によって異なるようです)。

よって、往復を直行便で利用する場合は、自ずと1週間刻みの滞在プランになります。
ウズベキスタンで複数都市を回るのであれば1週間の滞在がおススメです!

日本-ウズベキスタン間は4時間の時差があるので、フライト時間は約9時間30分となります。
中央アジアを超えて、北欧のフィンランドへの直行便が約10時間30分であることを考えると、なかなかの長期フライトですね!

ただし、出発と到着の時間帯については、かなり理想的であると思います!

お昼前の11時に東京を出発し、お昼ご飯とその後の軽食を機内で食べ、夕方前16時半に現地入りです。
明るいうちにホテル移動をして、夕飯散策も余裕をもってできるので、観光客フレンドリーな時間帯だと感じました!

復路

タシケント → ソウル・仁川

  • 午後 19:40 TAS タシケント国際空港 ターミナルT2
  • 午前 05:50 ICN 仁川国際空港 ターミナル1

先に記載したとおり、行き帰りとも直行便を使うには1週間きっちり滞在する必要があったので、諸事情により復路はソウル経由で帰ってきました。

しかし、この便も夕方まではタシケント観光ができ(タシケント国際空港は市街地からそこそこ近いのです)、夕飯の機内食も遅すぎず、丁度良い時間帯です。

韓国-ウズベキスタンも日本と同様に4時間の時差なのですが、東京よりソウルの方が北西にあってウズベキスタンに近いことや、気流の関係などもあり、約6時間のフライトという比較的短い時間で到着しています。

韓国は中央アジアに近くて羨ましいですな…

アライアンス・荷物情報など

先ず最初に、ウズベキスタン航空はアライアンスに加盟していません!

さらに、他の航空会社とのコードシェア提携もしていないため、基本的にはマイルをためることはできません。

その代わり、“UzAirPlus”という独自のプログラムを採用しており、頻繁に利用する方にはそれなりのロイヤリティがあるようです。
ウズベキスタン航空を利用する際はできるだけヘビーユーザーになってポイントを貯めましょう!

また、手荷物情報は下記の通りです。

  • [受託手荷物] … ひとり当たり20kg
  • [機内持込手荷物] … ひとり当たり8kg。手荷物のサイズは56×45×25cm以内。

エンタメ類・乗り心地など

私はエコノミークラスに搭乗しましたが、そもそも飛行機内の環境に対する期待値が低いからか、普通に快適なフライト時間を過ごすことができました。
もしかすると、これはレイアウトのお陰もあるかもしれません。

座席レイアウト

そこまで大きくない飛行機だったこともあり、2列・3列・2列のレイアウトでした。
そこで私は外側2列席の窓際席だったので、窓の外を見ながら快適なフライトを過ごすことができました!

ちなみに、日中帯のフライトであれば窓際の席がおススメです!
何故なら、中国の西側に突入したあたりから眼下に広がる、ごつごつとしたいかつい山々や、草木ひとつ生えていない大地が延々と広がる光景など、日本では見ることのできない景色を楽しめるからです!

ちなみに復路では中央3列席の通路側でしたが、夜間フライトで外の景色は見れない上に、ご飯を食べて少ししたら就寝タイムになったので、こちらもこちらで特に気になることはありませんでした。
(流石に寝心地は悪かったですが)

エンタメ関連

エンタメ関連について、座席ディスプレイ類はひと世代前といった感じのものですが、だからと言って不便だったり、コンテンツの質がしょぼいわけでは無いと思います。
(最新かつ充実のラインナップという訳ではありませんでしたが)

言語は英語、ロシア語、ウズベク語から選択でき、各ジャンルのコンテンツから最低限の品ぞろえはあるといった感じでした。

私は映画を観まくるタイプではないのであまり参考にはならないかも知れませんが…少なくともマカオ航空の機内のように、個人用のディスプレイが無いという状況ではないので、ディスプレイがあるだけ良いと思うこととしています!笑

UMIT<br>
UMIT

ちなみに私は本を読みながら「ウズベクポップベストヒッツ」的なチャンネルをひたすら聴いてました!

乗り心地

乗り心地についても私のこれまでの数少ない経験の限りでは、可もなく不可もなく、といったところではありますが…

1点だけ、復路(帰りの便)の乱気流が異様に長い間続いた&揺れたということだけ記載しておきます。

この辺りは私は詳しくないので、こういった乱気流が必ず現れるのか完全に運なのかはよく分かりませんが…
ウズベキスタン離陸後比較的すぐのタイミングから、中国のウルムチ上空を通過する辺りまでずっと乱気流による振動で、立つことが許されない状況でした。

当然乱気流のアナウンスも出ていて、シートベルトランプも点灯しているのですが、途中で誰かが立ってしまって、そのたびにCAさんがキレ気味で何かを叫び…という光景が何回か繰り返されていました。

更に、あまりにも乱気流が長くてたまりかねたのか、揺れが収まらないうちに配膳を開始したり…(そして、ドリンクが振動でこぼれる)など、なかなかウズベキスタンらしいというか、日本の航空会社では体験できないことが体験できました笑

まとめと金額

いかがでしたでしょうか!
ウズベキスタン航空についてざっくりと記載させていただきました!

まだまだ日本では韓国経由での渡ウズ(ウズベキスタンへの渡航)がメジャーかも知れませんが、旅行需要が復活してウズベキスタンへ行かれる際は、是非直行便を検討してみてください!

ウズベキスタン直行便の利用量増大で、増便や他の中央アジア諸国からの直行便が増えると良いですね!

ちなみに、私が2019年の旅のフライトで使用したルートは下記の通りです。

  • 東京・成田 → タシケント
  • タシケント → ソウル・仁川
  • ソウル・仁川 → 東京・成田 ※アシアナ航空

これらのフライトの合計金額は110,153円でした!

この金額を高いと取るか、まあまあと取るかは貴方次第…

それでは!!!!

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