ウズベキスタンの古都・サマルカンド絶対おススメのスザニ・ホテル

昨今の日本において人気爆上がり中のウズベキスタン。最大の見どころと言えば、やはり青いタイル張りの建物が最高にフォトジェニックな古都・サマルカンドではないでしょうか。

やはりウズベキスタン随一の観光地なだけあって、歴史的建造物てんこ盛りの旧市街地を中心に、様々なグレードのホテルがあります。

中でも私が2019年に滞在したスザニ・ホテルはとてもおススメです。

このホテルは立地良し・価格良し・設備良し・サービス(ホスピタビリティー)最高と、素晴らしい要素しかなかったので、是非とも紹介させてください。もし皆さんがサマルカンドへ行かれることがあれば、選択肢のひとつに加えていただけると嬉しいです。

ちなみに、スザニ・ホテルの「スザニ(英語:Suzani、ウズベク語:Soʻzana)」とは、ウズベキスタンを中心とした中央アジアの国々で作られる刺繍の名称だそうで、ウズベキスタンでは切手のデザインにもなっています。

Post of Uzbekistan, Public domain, via Wikimedia Commons

スザニ・ホテルの概要と場所

スザニ・ホテル(SUZANI HOTEL)はサマルカンドの新市街に位置しており、サマルカンド鉄道駅と、観光の中心地である旧市街の丁度中間あたりに位置しています。

サマルカンドの象徴であるレギスタン広場からは車を使えば10分弱と好立地に位置しているので、観光の拠点としても十分成り立つホテルだと思います。

ホテルの近く大通りには巨大スタジアムであるディナモ(Dinamo)があるので、タクシーではディナモを目的地とするとスムースかと思います。

ちなみに…予約した時は知らなかったのですが、2019年当時のこの宿は出来たてほやほやだったらしく、私がチェックインした日にはホテルのロゴ看板の取り付け工事をしていました。

そしてその日の夜に観光から帰って来ると、お昼にはただの壁しかなかった空間に赤々と灯るホテル名とロゴマークが…
ただ宿泊しただけなのですが、なんだかホテルのオープニングを手伝ったような気持ちになりました。

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チェックインの時は看板類が全く無くてどこがホテルの入り口なのか分からなかったのに、その日の夜から急にホテル感出してきました。日本じゃこんなことはあり得ないところも海外感あって良いですね。

受付について

先ず、最初に断っておかなければならないのは、このホテルでは英語が通じない場合があるということです。

私が行った際はスタッフ…と言うよりも、女将さん的な中年女性の方が対応してくれましたが、この方は英語は一切通じない方でした。
一方の私はロシア語、ウズベク語はからっきしだったので、コミュニケーションは成立せず、下記のような対応で受付を済ませました。

  1. 受付の女性が電話で英語のできるスタッフ(男性)に連絡を取る
  2. 途中から私がその電話を替わり、名前と予約サイト(エクスペディア)を伝える
  3. 男性からは了解の旨と、夜にまたチェックイン手続きをしに受付に来るよう指示される
  4. 再度女性に電話を替わり、男性と何かを話した後に部屋の鍵を受け取る

初っ端からなかなかハードな体験をすることとなりましたが、私も私でチェックイン予定時刻の1時間前(お昼ごろ)に行ったので、それもあって少し混乱したのかも知れません。

ちなみに、この女性ですが、如何にもウズベキスタンのお母さん!という感じの風貌の方で、朝食も作ってくれます。
このホテルに滞在した丸2日間、何かにつけて私のことを気に掛けてくれてとてもお世話になったのでした。

なお、夜にホテルに戻ってくると、受付担当が若い男性に代わっており、ここで初めてチェックイン及びホテルの説明を受けました。
途中テレビのつけ方が分からず再び受付に行った際も、かなりの流暢な英語で、終始にこやかに対応してくれました。

UMIT
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リモコン類がまだビニール袋に入っているほどに新品でしたが、ビニールに入れたままと言うのはホスピタリティ??

部屋の設備と料金

私はこのホテルに2連泊し、ツインルームをひとりで利用しました。部屋のスペックは以下の通りです。

  • シングルベッドがふたつ
  • エアコン、自動暖房設備、テレビあり
  • 部屋はワンルームタイプ
  • トイレ・シャワーの水圧やお湯の出など問題なし
  • 部屋でのフリーWi-Fi利用可
  • 朝食はダイニングキッチンに行くと宿のおかみさんが作ってくれる

上記でも説明したように…ホテル自体が新しいので(2019年開業)設備が新品という利点があります。

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エアコンには、家電量販店で陳列されていたであろう当時のラベルが貼られたままになっていました。

なお、気になる価格なのですが、2泊合計で354,441ウズベクソム、日本円で3,680円ほどでした。

つまり、1泊あたり1,840円で宿泊したことになります。安いですね。
しかも、私はこのホテルに泊まったのは土曜日、日曜日だったのですが、ここには土日料金が含まれていたのでしょうか。

さらにこのホテル、立地と設備が良いというだけではなく、朝食の内容も素晴らしかったです。(朝食については後程触れます)

ちなみにこのホテルは、日本と同様にホテルの入り口で靴を脱ぐスタイルです。
日本の玄関と同じように入り口横に下駄箱があるので、誤って靴を履いたままフロントへ向かわないように気を付ける必要があります。

食事について

食事はビュッフェスタイルではなく、ダイニングキッチンにある8~10人掛けくらいのテーブルでいただきます。
予め軽食類がテーブルに並んでおり、如何にもウズベキスタンの客人おもてなしスタイル!といったところ。

ここで、席についているとおかみさんがお茶もしくはコーヒーを入れてくれたり、メインディッシュを作ってくれたりします。

ここでは一般的なビュッフェスタイルとは異なる、ウズベキスタンの朝食事情がなんとなく垣間見れたり、面白い体験もできたので、機会があれば別途記事を書きたいと思っています!

とにかく、おかみさんの作る朝食は美味しかったですし、2泊しましたがラインナップが異なっていてとてもおススメです!

まとめ

いかがでしょうか。
今回はサマルカンドの超おススメホテル、スザニ・ホテルを紹介しました。

  • 部屋が綺麗!設備が最新!なのにリーズナブル!
  • 女将さんのホスピタリティと手作り朝食が美味しい!まるで民泊している気分
  • 新市街に位置するので近くにお店が多く何かと便利な立地
  • 観光中心地である旧市街も車で10分弱という好立地

当記事で繰り返し言っていますが、このホテル、本当におススメです。
もしかすると、値段については2019年当時のオープン価格だったのかもしれません。
ですが、その安さを差し引いても、コスパの良さは少しも変わらず、ガイドブックには載らない穴場ホテルだと思いました。(今は載ってるんでしょうか)

滞在登録には「ホステル”ファミリー・アンド・フレンズ”」と書いてありました。前身ホステルの名前?

皆さんがサマルカンド旅行を計画される際は、是非参考にしてみてください。

それでは!!!!

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