ウズベキスタンを旅行していると、時々日本や西欧諸国では見かけない物に遭遇します。
駅前や街中では、オレンジ色のタンクの前におばちゃんが立っている光景を時々見かけました。その車体には「MORS」か「МОРС」と書いてあります。(キリル文字、ローマ字、どちらのバージョンも見かけました)

とにかく「モルス」という飲み物であるということは分かったので、折角だからと頼んでみることにしました。
その時の感想や値段などを記録しておきます。
「モルス」の値段と味
私は「移動式モルス販売タンク」をウズベキスタン内の複数の場所で見かけましたが、購入したのは首都のタシケントです。
ミナール・モスクという、白亜でとても綺麗なモスクに行ったのですが、その近くの道路沿いで購入しました。

モルスの購入方法は2通りあって、プラスチックのカップに入れてくれるか、ペットボトルに詰めてくれるかのどちらかです。
- 1カップ=1000ウズベクソム(だいたい10円)
- 1ボトル=3000ウズベクソム(だいたい30円)
上記のように、破格なんだかどうなんだかよく分からない値段で売っていましたが、仮に口に合わなくてもこれくらいの値段であれば「良い経験」くらいに思えるのではないでしょうか!
ちなみに私は1カップで購入しました。

気になるお味は…美味しいです!ただしとても甘いです。
個人的には、普通のジュースよりは人を選びそうなフレーバーと甘さを感じました。
敢えて例えるなら…炭酸の抜けたドクターペッパーという表現をさせていただこうと思います!
「モルス」とは一体何なのか?
帰国してからモルスについて調べてみると、意外や意外、ベリー系の果物からなるフルーツ飲料だそうです。
つまり、なんてことはない、果物ジュースですね。
ドクターペッパーと言うと、誤解を招く表現です。
ただ、私の感覚からすると、普通のジュースにしては、なんというか…ケミカルな味だった気がしました。
ただし、モルスと一口に言っても千差万別なようなので、私が飲んだものがたまたまケミカル・フレイバーのモルスだったのかも知れません。
ちなみに…最後にもう一度断っておくと、若干甘さにクセがあるかもしれないものの、ドクターペッパーのような薬品臭は一切ありません。
ですので、怖がらずにトライしてみてください!
皆さんが中央アジアを旅していて「移動式モルス販売タンク」を発見したら、ぜひ飲んでみてください!
それでは!!!!
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