ウズベキスタンの首都にあるミナール・ホテルがメトロ駅近で快適だった話

日本からウズベキスタンに行くためには原則として首都タシケントから入出国することになります。

この国の観光において、サマルカンド・ブハラ・ヒヴァに比べると少しだけ影の薄い首都タシケントですが、必ず立ち寄る以上はこの街でも楽しく快適に過ごしたい…ということで、首都タシケントでの宿泊におススメの、個人旅行者用の中級グレードホテルについて紹介します!
タシケント滞在の選択肢のひとつとして検討いただけると嬉しいです!

ミナール・ホテルの概要と場所

今回紹介するホテルは地下鉄のミナール駅(Minor)から徒歩10分圏内にあるミナール・ホテル(Minor Hotel)です。

この“ミナール”(Minor)とは、モスクなどに併設される塔のこと。

サマルカンドを散策している時に出くわした、ホジャ・アブディダルン廟(Xoja Abdidarun)に併設されたモスクのミナレット

英語では“ミナレット”(Minaret)などと呼ばれたりするので日本語でもこの名称の方が一般的ですね。

UMIT
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グーグルマップでは“Minor”の英語読みである「マイナーホテル」と表示されますが、当記事では「ミナールホテル」と呼ぶことにします

タシケント中心部にほど近く、更にタシケント市内を走る地下鉄駅の駅近物件なので、市内観光の利便性は高いです。

更にこのホテル、レイアウトがなかなか面白いのです。
内側に大きな中庭があり、その周りを各部屋がぐるりと囲んでいるというレイアウトとなっており、どうやらウズベキスタン(と言うか中央アジア)の伝統的な家の設計方式を感じることができます。

ウズベキスタンで見た住宅(マンション以外)は、外側が全て壁に囲まれていて、家の形を伺うことができませんでしたが、中はこうなってたんだなあと。
こういうホテルに滞在すると、ウズベキスタンの一般的な民家の間取りや過ごし方などがなんとなく想像できて嬉しいです。

UMIT
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いかにも、ウズベキスタンの古民家です!ってノリじゃなくて、たまたまホテルに使った家が一般的/伝統的な間取りでしたってところが少し嬉しい

ちなみに…このホテルのもう一つの特徴として、何故か敷地内に猫が多いということです。理由は分かりませんが、子猫が沢山居るので猫好きの方にはたまらないホテルです。

分かりにくいですが2匹の子猫がじゃれています

受付・料金・部屋スペック

何名かのスタッフとやり取りをしましたが、いずれのスタッフも問題なく英語が通じました!
受付手続きも、ウズベキスタン(旧ソ連諸国)名物レジストレーション(滞在登録、ロシア語風に言うとレギストラーツィヤ / “Регистрация”)も、いずれもてきぱきと対応してくれます。

私は月曜日に宿泊しましたが、345,000ソム、日本円で3,580円ほどの宿泊料金でした!

※当記事の情報は2019年当時のものです。ウズベキスタンソム=円換算は目安です

私はもともとはシングルルームを予約していたのですが、たまたまトリプルルームが空いていたという理由で、トリプルルームに格上げしていただきました!感謝!

そんな部屋のスペックは下記の通りです。

  • ダブルベッドがひとつ、シングルベッドがひとつ
  • テレビあり、自動暖房設備あり
  • 部屋は1部屋、サイズは普通
  • トイレ、シャワーの水圧・お湯など問題なし
  • 部屋でのフリーWi-Fi利用可
  • 朝食ビュッフェ付き
UMIT
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受付スタッフには「君はラッキーだったね!」と言われました。まあ、ベッド沢山あっても身体はひとつですけどね…でも広いのは嬉しい

朝食について

毎朝8時から10時の間にビュッフェ式朝食がいただけます!

ラインナップは比較的シンプルなもので、トマト、キュウリ、チーズ、ハム、生卵といった定番ビュッフェメニューにコーンフレーク、パンと杏子ジャム、サワークリームでした。

パンはクロワッサン、ナン、ブリヌイ(Блины:ロシア式クレープ)などの選択肢。
フルーツはメロンとスイカがあって、そのあたりがウズベキスタンっぽさ?を思わせました!

ちなみに朝食会場には白人男性がひとりだけいて、私を見ると「キタイスキー(Китайский:中国人)?」と話しかけられたので「ヤポンスキー(Японский:日本人)」と答えておきました。

彼は自身のことを「ルースキー(Русский:ロシア人)」と言っていたので、図らずも日露の国際交流ができました!(ホテルとは関係ないけど)

送迎サービスについて

私はエクスペディアから予約していたのですが、アプリのメッセージ機能を利用してホテルとやり取りしたうえで、送迎サービスを頼んでいました。

当日は夜遅くに(22時30分ごろ)にタシケント南駅に到着する予定だったので、事前に到着予定の時間と場所を英語で伝えていましたが、返信が無かったため、送迎が来るのか来ないのか不安だったのですが、当日はドライバーの方が駅で待機しており、私を見つけて話しかけてくれました!

逆に、帰りはタシケントの空港に行く予定だったので、チェックアウト時に送迎を頼みました。
こちらはフロントの方がヤンデックス・タクシー(Yandex:ロシア版Uber的なもの)の配車サービスへ電話してくれて、タクシー料金自体は私が払いました。

配車してくれるだけでも有難かったので特に問題はないのですが、もしかすると受付スタッフの裁量や所有車/ドライバーの空き具合によって送迎サービスを頼めたり頼めなかったりするのかもしれません。

まとめ

いかがでしょうか?
今回は首都タシケントで、市街地中心部に位置するミナールホテルを紹介しました!

  • 市街地中心部に位置し、地下鉄駅からも近いので市街地観光の拠点になる
  • フレンドリー&ホスピタリティのある英語流暢スタッフたちが対応してくれる
  • 猫が多くて癒される
  • ウズベキスタンの伝統的な住宅間取りになっていて民泊している気分になれる

丁度良い立地と、リーズナブルさを併せ持つバランスの取れたホテルと思います!
是非参考にしてみてください!

それでは!!!!

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