イスラム教国・ウズベキスタンのビール事情とそのお味について

皆さん、ビールは好きですか?

ウズベキスタンはイスラム教徒が国民の多数派を占めると言われていますが、旧ソ連時代の影響からかイスラム教の戒律は緩く、街中では普通にお酒を飲むことができます。

そんなウズベキスタンのビール事情についてまとめてみました。

さらに、国内の代表的なビールである「SARBAST」を飲んでみた感想と、購入の際の注意点も少し載せておこうと思います!

ウズベキスタンNo1ビール「SARBAST」について

ウズベキスタンでは他の多くの国と同様、いくつかの国内ブランドビールがあります。
そのうちの最大手のビールブランド「SARBAST」を購入してみましたので、このビールについて、お味について、記載しようと思います!

“SARBAST by UzCarlsberg”について

ウズベキスタン国内最大手のビールブランドは、カールスバーグ・ウズベキスタンによるSARBAST(サルバスト)です。

Pride of Uzbekistan – I Mean It Creative

「カールスバーグ」といえば…デンマークの超有名ビールメーカーとしてご存知の方も多いかと思います。
日本では、サントリーがライセンス契約により生産・販売をしていますね!

Carlsberg
世界約150ヶ国で愛されるカールスバーグの製品紹介

そして、SARBASTはカールスバーグのウズベキスタン・グループ会社によって、首都タシケントを本拠地として製造・販売されているようです。

なお、SARBASTとは20世紀初頭にウズベク人の間で流行した詩の形態のひとつのことを指し、元々は「自由」を意味した言葉のようです。

UMIT
UMIT

ちなみに、 現在のウズベク語では「自由」という言葉はペルシャ語由来の「Erkinlik(エルキンリク)」という単語になっているようです!

ビールのラインナップと、お味について

SARBASTには2021年現在、下記の4ラインナップがあるようです。

  1. Sarbast Original … アルコール度数4.2%
  2. Sarbast Lite   … アルコール度数3.4%
  3. Sarbast Extra   … アルコール度数5.6%
  4. Sarbast Special  … アルコール度数5%

全てスタイルはLager – European Paleに属するようです。所謂ラガービールです。
私は平均的なラガービールよりもちょっと個性があるものが飲みたかったので、4のSarbast Specialを購入しました!

ネット口コミの評価の低さにややビビりつつ、いただきましたが…

味自体は、親会社がカールスバーグなだけのことはあり、個性的というよりも、そつなくこなしているというような印象を受けました。
ただし、ラベルに「ダブルホップ」と書いてある通り、 日本で味わえる一般的なラガービールよりは、苦みというか濃厚さを感じることができて美味しかったです!

UMIT
UMIT

より詳細な説明はネット上の口コミを探してみてください!

ウズベキスタンNo2ビール「Pulsar」とサマルカンドのビアバーについて

ちなみに、ウズベキスタン国内№2のビールブランドは、国内第2の都市サマルカンドを拠点に製造されるPulsar(パルサー)ビールです。

元々チェコはプラハの醸造会社と合同で始まったようで、醸造所長はプラハ出身だとか。(今現在がどうなっているかは不明)

サマルカンド新市街に醸造所があり、直営ビアバーも併設されているので、ビール好きな方は是非訪れてみてはいかがでしょうか!

なお、上記画像はサマルカンド新市街地のディナモ・スタジアム近くにあるPulsarビール醸造所になりますが、ここには直営ビアバー“Bochka”も併設されています。

観光の中心地レギスタン広場からタクシーで10分弱、サマルカンド駅からは10分と少しの場所です。

さらに、ここにはスタジアム近くなだけあって数点のビアバーがひしめき合っており、ある意味サマルカンドらしからぬエリアとなっています。

下記写真は如何にもビアバー!という感じのレストラン・バー。1883年設立とありますが本当なんでしょうか?

こちらは別のビアバー。2019年設立とのことです。この写真は2019年に撮影したものなので、出来たてほやほやの様子ですね!

ビール好きな方は行かれてみてはいかがでしょうか!

ビール購入時の注意点について

最後に、ウズベキスタン(サマルカンド)でビールを購入するときの注意点に触れておきます。

ウズベキスタン国内において、レストランでビールにありつくことに関しては全く問題ありません。

ただし、街中のお店でビールを購入しようとすると、意外と選択肢が少ない事態に直面します。

道端に捨てられているPulsarのビール

私はウズベキスタン第2の都市であるサマルカンドで街ブラしていたのですが、意外とビール探しに苦戦しました。
と、いうのも…

  • そもそもお酒自体を扱ってないミニマーケットやスーパーが多い
  • お酒コーナーはあっても、ワインやウォッカしか置いていないところもある

上記のような印象を受けました。

私は何店か回ってから、やっとビールを購入することができたので、皆さんもその可能性は考慮に入れておくといいかもしれません。

それでは!!!!

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