先日、セルビアと中国の話について少し触れたので、ここいらでセルビアと日本の話について少々。
こないだベオグラードの街を歩いていたら日本とセルビアの両国旗がプリントされたバスを見かけました。“Donation”とか“Japan”とか記載があるので、日本政府のODAプログラムか何かで寄付されたものなのでしょうか。
日本の支援は「顔の見えない支援」と言われ、日本であることを前面に出さないため、現地の方々には日本の存在感があまり意識されないという話を聞いたことがあります。(そのガツガツしてない感じも日本らしくて嫌いじゃないですが)
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このような控えめな?プリントであれば日本から送られたものだということが分かるし、そこまで厭味ったらしくもなくて良いと思いました。
他にも、日本支援と思しき救急車も見かけました。
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東南アジアなどの国では、日本から輸入された中古の電車が塗装を変えて(あるいはそのまま)走っているらしいということは聞いたことがありますが、ODAは新しいものを供与してるのかね?中この辺りの事情は全く知りません。
余談ですが、バスに乗ってたら工事中エリアの壁に“JAPAN”の文字がある!と思って急いで写真を撮ってみた時の画像。このインフラ建設にも日本が関わってるのか~なんて思いました。
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が・・・後でよく見てみると、ローマ字で“JAPAN”ではなく、キリル文字(セルビアやロシアなど東欧を中心に使用される文字)で“ЈАДРАН”でした・・・
![](https://umit-centralasia.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_0505-1.jpeg)
これはヤドラン(ローマ字では“JADRAN”)というセルビアの建築会社だったというオチでした。自意識過剰になるのは良くないですね。
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